新刊『Fateが物語る正義 衛宮士郎の選択』の内容

12月29日(日)コミックマーケット97に、とうふおにぎりは、西ほ15aで参加しますが

新刊『Fateが物語る正義 衛宮士郎の選択』がぎりぎりですが、無事に入稿できましたので内容を紹介します

Fate本編三つのルートと前日譚のZeroをマッキンタイア『美徳なき時代』を用いながら、Fate世界の正義の思想的背景を考察します 56ページ新書版です

構成は以下の通りです

物語の始まり・魔術が存在するFateの世界観・聖杯戦争とは
聖杯戦争への参加を決意する士郎・アインツベルンの少女
人が傷つくのを極端に嫌う士郎・功利主義に徹したセイバーの正体と望み
功利主義に徹する切嗣が知った聖杯の正体・士郎の正義感の原点
セイバーを救おうとする士郎・分岐する物語・アーチャーの正体
アーチャーの主張・マッキンタイアの主張・征服王がセイバーの正義を否定した理由
官僚的管理者の使いとなったエミヤ・エミヤが請け負った互殺の平和
物語を語る動物・士郎の人生に価値を与える凛の存在
桜ルート・凛の妹で間桐の後継者・桜のための正義の味方

本書に興味のある方はぜひ当サークルまで気軽にお越しください

既刊本は、完売した『シビュラシステムはいかにして可能か?サイコパスの政治哲学』

以外はすべて持っていく予定です